釣りには関係ございませんm(._.)m
初心者向けの山のようですが、約3時間の直登がキツそうで、今まで避けていた鳥取の大山。この度、思い切って登ってみることに。
出来るだけ、朝のうちに登り始めたいので、今回は「
ロイヤルホテル 大山」に前泊。
登山口までは車で10分程度かかりますが、ロケーション良く、温泉もあり、ビュッフェの食事もまずまずのリーズナブルなホテルでした。
5/18(木)、8:00前にホテルをチェックアウト。8:10には登山口近くの南光河原駐車場に到着。天気は薄曇りですが、直射日光なく山登りにはかえって好都合。
この駐車場、週末には6:00過ぎるとほぼ満車になるようですが、平日の木曜では、8:00過ぎても8割程度の駐車状況でした。
8:20、登山届けをポストに投函して、いざ出発。スタート地点の夏山登山口は、駐車場のすぐ近く。
登山口の標高は約800m、これから頂上まで標高差900mちょっとを登っていきます。この標高差900mが僕には初めての体験。
最初は古道散策のような雰囲気から始まり、しばらくすると気持ちの良いブナの林が続きます。
が、景色を楽しむ余裕はあっという間に無くなりました。40分ほどかかって、やっと2合目。もう、この時点で大山に登り始めたことを後悔。
事前情報で、6合目までは延々と丸太階段とわかってはいましたが、歩いてみると、そこそこの斜度がずっと続いて息があがります。100m歩いては、ひと息入れてる感じ。
10:10、コースタイムの1時間40分から遅れること10分、やっと6合目までたどり着きました。すでに汗だくで、足腰はヘロヘロ(°_°)
6合目を過ぎるとガレ場が目立ってきました。注意が必要ですが、延々と続いてきた階段よりはまだマシ。ただ、写真を撮る余裕は一切ありません。
ヒーヒー言いながら1時間ほど足を運んで、8.5合目辺り過ぎると木道に出ました。ここで一気に爽快な視界が拡がりますが、足元はフラフラ。
最後の力を振り絞って、木道を10分少々。11:30、コースタイムの3時間から10分遅れで、1,709mの大山頂上に到着‼︎
頂上のテラスでは皆さん楽しそうにお昼休憩。昼食はカップ麺とおにぎりを用意していましたが、しんど過ぎてカップ麺を食べる気が起こりません。頂上でカップ麺を食べたくないのは初めての経験でした(T_T)
何も食べないと下山に差し支えそうなんで、とりあえず、おにぎり、リポピタンゼリー、ソイジョイを口に。
いつもはカップ麺の残り湯でホットコーヒーや甘もんを楽しむのですが、喉がカラカラでホットコーヒーなど飲む気になりません。せっかく担いできた900mlのお湯がムダになりました。
結局、45分ほど休憩。頂上避難小屋でトイレを済ませたところで12:20、下山開始。
途中、上りで道を譲ったはずの、トレラン風の女性が、なぜか下から登ってきました。まさかと思って、「2往復目ですか?」と尋ねたところ、「3往復目」とのこと。あまりにビックリしてひっくり返りそうになりました。
後日、YAMAPを見ていたら、この方が記事をアップされてました。年齢はなんと還暦、1回あたり片道1時間半ほどで登って、歩行距離はトータル21km。まさに超人…
上りに較べれば楽ですが、脚に力が入らないため、こけないよう一歩一歩慎重に下ります。50分ほどで6合目まで戻ってきました。
この先は、上りとは別、北壁の眺望が素晴らしい行者谷コースで下る予定です。ただ、このコースは斜度がキツく、歩行距離も長くなります。
しかし、この時点で相方はひざがガクガクと言ってるし、僕もひざの裏側が微妙に痛い、ムリをするとヤバそう…
悩んだ末、ヘタレな僕は、夏山登山道のピストンを選択。なるべくひざに負担をかけないよう、丸太階段をゆっくり下りて、なんとか無事に登山口まで戻りました。
登山口到着が14:40、下りもコースタイムの2時間10分から10分遅れの到着。歩行距離はしんどさの割に短い5.9km、消費カロリーは1,530cal。
それにしても、コースタイムって甘めに設定されていると思っていますが、今回、上りも下りも遅れをとりました。体力の無さと、衰えをあらためて実感(>_<)
南光河原駐車場に戻った後、車で1分ほどの日帰り温泉「
豪円湯院」で汗を流してスッキリ。なぜか身体が強烈に炭酸を求めていたので、湯上がり処でペプシコーラを一気飲み 笑
最後は、モンベルが経営する山の駅、「
大山参道市場」で、ホテルでもらった旅行支援クーポンでお土産を仕入れ、帰路につきました。
そして、うちに帰ったらバタンキュー。即日更新をモットーにしているブログ記事のアップも、今回はしんど過ぎて断念。
ということで、とにかく無事に帰れて何よりでしたが、帰宅後、2日間は筋肉痛で階段の上り下りに往生しました。
それにしても、今回は平日ということもあり、かくしゃくとした人生の先輩方を多数お見かけしました。
僕も近所の低山ばかりに甘んじるのではなく、たまにはハードル上げないとなぁ、とつくづく思った、初めての大山登山でした(^_^;)