釣りには関係ございませんm(__)m
鳥取県の三朝温泉近く、三徳山 三佛寺の奥の院で「日本一危険な国宝」として知られる、
投入堂へ行ってみることに…
ちょこちょこ近場のハイキングには出向くものの、体力も無いし、高所恐怖症につき、基本的に危険な山は回避。
ただ、投入堂登山は心身を清める修行でもあるらしいので、足腰が耐えられそうな今のうちに強行しました(^_^;)
日帰りでも十分なんですが、登山後の温泉と生中のご褒美が欲しくて、三朝温泉での一泊二日を計画。
しか〜し、初日は梅雨真っ只中で雨。入山可否を
公式HPで確認すると「不可」。仕方なく前後の予定を入れ替えての出発となりました。
7/2(火)、9:00頃、姫路を出発。播但道~中国道~鳥取道〜地道を30分ほど走って、10:15頃、まずは
大江ノ郷自然牧場に到着。
ここは前にも来たことがありますが、相方がどうしてもパンケーキを食べたいらしく再訪。個人的には淡路の幸せのパンケーキより美味しいと思います。
前回は週末で激込みでしたが、雨の平日ということもあって行列もなく快適。食後、少し売店を冷やかして、すぐさま出発…
次に、
鳥取砂丘 砂の美術館を訪問。ここに来たのは初めてです。なかなか見ごたえがありましたが、30分ほどで退散。
その後、旅館のチェックインには少し早かったので、
かろいちに寄り道して、岩牡蠣を食べたり、お土産の海産物を購入♪
いい時間になったので三朝温泉に向かいます。今夜の宿は
湯快リゾートプレミアム 斉木別館。
40年近く前の学生の頃、一度宿泊したことがあります。当時、学生にはもったいない老舗の高級旅館でしたが、湯快リゾートに買収され、すっかりカジュアルな旅館になったようです。
部屋はそれなりに年季が入ってますが、ロビーや施設、お風呂は快適でした。食事は夜も朝もバイキングでしたが、平日、1泊11千円ほどでしたので、コスパは十分かと。
7/3(水)、朝食の後、本日の入山可否を
公式HPで確認すると「可」。ただし、雨後につき足元悪し、とのこと。
どうも結構な死者が出ており、2,3カ月に1度はヘリの要請もある険しい山。滑落で捜索になっても何なんで、急遽、救援費用を保障する1日だけの登山保険にネット加入して備えました(^_^;)
8:30頃、宿から10分程度で登山口駐車場に到着。
その後、受付案内所と投入堂参拝登山受付にて、入山志納金400円+投入堂参拝登山料800円、合計1,200円を支払いました。
受付で靴裏や服装のチェックを受けた後、道中、肩にかけて歩く輪袈裟を借りて、8:45頃スタート。
ちなみに輪袈裟に書いてある「六根」とは、人間の五感をつかさどる目、耳、鼻、舌、身体と、心の働きのことで、投入堂までの道のりは、心身のけがれや罪を清める修行らしいです。
勇んで歩き始めましたが、とにかく蒸し暑くて汗ダラダラ。おまけに開始早々から急登続きでゼーハー。
加えて両手も使わざるを得ない険しい道が続いて、スマホを取り出す余裕もありません。
なんとか30分ほどで文殊堂に到達。皆さん、ここで周囲の縁を一周するようですが、高所恐怖症の僕にはムリ(>_<)
文殊堂から15分ほど歩いて地蔵堂。ここは縁が少し幅広いので、意を決して一周しました。まぁ、壁側を向きながらではありますが…
さらに歩き続けて、鐘楼堂に観音堂、ここまで来たら投入堂は目の前。
11:00前、しょっちゅう休憩したせいか、1時間10分ほどかかって、やっと投入堂に到着、やれやれ(^_^;)
しか〜し、甘くはなかった。下りは上りより遥かに怖かった。とにかく滑るうえ、ほぼ垂直?みたいな崖を鎖に頼って下るような場所もあって、一瞬たりとも気が抜けません。
ただ、ありがたかったのは雨後の平日で人が少なかったこと。自分のペースで下れたので救われました。
週末には下り一番の難所、クサリ坂で度々渋滞も発生するそうです。前後に人がいれば、焦ってミスしそう(°_°)
11:00前、下りも1時間近くかかりましたが、受付に輪袈裟を返却して修行終了〜
最終、駐車場からの往復を含めて、走行距離は約2.6km、かかった時間は2時間39分、消費カロリーは568kcalでした。
その後、宿のチェックアウトが12:00迄だったので、慌てて戻ってシャワーを浴びた後、姫路までまっすぐ帰宅。
そして帰宅後、どう考えても翌日の筋肉痛確定になりそうなので、近所の整骨院にてマッサージ(^_^;)
ということで、念願の投入堂ミッション終了〜。とにかく、ケガなく、ヘリを出動させることなく、保険を使うこともなくて何より。
ただ、この修行にもう一度行くかと問われたらご勘弁。おそらく最初で最後になると思います 笑